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【指南864 人生そのものが営業】

2019年4月26日

「営業」=「ご縁」。一つひとつの出会いに感謝

冨安さんは以前、メディアの取材を受けたときに、『趣味は何ですか?』と聞かれたことがありました。それに対して冨安さんはインタビュアーに逆質問したそうです。「では、あなたが考える趣味の定義とは何ですか?」

冨安さんにとって趣味とは、寝食を忘れて夢中になれることであり、ご自身の人生に当てはめると、まさに「趣味=(イコール)葬儀ビジネス」だといいます。

「人によっては、寂しいと思うかもしれません。でも考えてみてください。仮に土日にサーフィンをやることが趣味という人がいて、日曜日の夜になると、「あー、明日から仕事か・・・」と憂鬱になりながら月曜日を迎えているとします。そういう人は5/7日が辛いんです。
私なんかは、7/7日、つまり毎日充実していて、満足を感じています。悲しんでいるご遺族の傍に寄り添い、亡くなった仏様を一緒に見送る。涙を浮かべて感謝される仕事です。これほどやりがいのある仕事は他にありません」

「ザ・リッツ・カールトンから学んだことがあります。ホテルの従業員は、勤務時間外、ホテルの外にいるときでも、目の前の人に心地よく感じていただけるよう、常に気を配っているのだそうです。つまり、ふだんから相手を観察し、相手の気持ちになって考える。まさに“一流のサービス”という名にふさわしく、たくさんのファン、リピーターがいらっしゃる所以だと思います」

最後に冨安さんは、営業の楽しさをこう語ります。
「営業と聞くと、ノルマ、飛び込み営業、大変というイメージを抱く人が多いですが、そうではありません。営業=「ご縁」なのです。そう考えると、勤務中でも勤務時間外でも、一つひとつの出会いを大切にし、楽しむことができ、自然と感謝の気持ちが湧き起こってくるはずです。たまたま入ったお店の店員さんとの会話がご縁になり、その方がお客様になることもあるのです。まさに、人生そのものが営業です」

【指南864 人生そのものが営業】

(写真)MDRT日本会都内ブロック研修会で講演する冨安さん。