>  TOPページ

【指南863 生きること、働くこととは?②】

2019年4月24日

「一致」する理念がなければ、「団結」なんてしない

「会社の不祥事が起こる原因は、きちんと経営理念が従業員の間で浸透されていない、もしくは、理念をもとに経営をしていないから。それができていない会社は、そもそも会社という体を成していないと思います」
そう断言する冨安さんは、独立して起業するときに、特に時間をかけたのが経営理念や社是の作成だったといいます。

「ひとりでも一緒に仕事をする人がいれば、同じ想いで仕事に向き合ってほしい。一致団結という言葉がありますが、理念という「一致」するものがなければ、団結なんてしないのです。理念をもとに戦略をたて、予算を計画する。理念をもとに人財を採用し、教育し、営業もします」

‟理念”とは、「何のために、誰のために、どんな幸せや喜びを届けるのか」という根本の想いを記したもの。理念の浸透がないままに、指示されるだけの仕事をやると途中で息切れもするし、やらされ感で動く社員の力は、大きく生産性を下げる結果になってしまうと指摘します。

ところで、冨安さんの会社の理念は、どのような内容のものでしょうか?

「当社の経営理念は、“哀悼と感動のセレモニー” 物売りでもなく、押し売りでもなく、『儀式を尊厳する形と洗練された心の追求を忘れない姿勢で取り組む』事と、『デスケアを通じて社会貢献する』事です。
そして、3つの言葉を以下のように定義付けています。

『人生(尽生)とは、役立つこと』
『仕事(志事)とは、役立つための手段・方法』
『会社とは、役立つための場所』」

もちろん冨安さんは、こうした経営理念を一字一句、諳んじることができます。

最終回となる次回は、「人生そのものが営業!」と語る冨安さん。その背景にある考え方を指南いただきます!ぜひご覧ください。

【指南863 生きること、働くこととは?②】

(写真)MDRT日本会都内ブロック研修会で講演する冨安さん。