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【指南855 営業学講座:トップ営業パーソンによるパネル・ディスカッション1】

2019年4月3日

営業とは、人生のあらゆる場面で必要になる技術

CEOになる前には支店長などとしてトップ営業をしてこられた堂坂さん、そしてエグゼクティブ・ライフプランナーである三島さん、今や営業のスペシャリストであるお二人ですが、最初から営業という仕事を志望していたかといえば、そうではありませんでした。しかし営業という仕事を通して、認識が変わったと語ります。

堂坂(敬称略、以下同じ):物流業界ですので、キャリアのスタートはドライバーでした。その後、管理部門で仕事をすると思っていましたが、営業をすることになりました。営業をしたいという気持ちは全くなかったのですが、やってみて初めて、ドライバー時代に当たり前だった「荷を運ぶ」という仕事は、営業パーソンたちの苦労と努力の上に成り立っていたのだということが分かりました。契約をいただくというありがたさを感じ、お客さまをさらに大切にする気持ちが生まれたと思っています。

三島:営業をしたかったかと問われれば、私の答えも「No」です。そもそも就職活動では、人事部や総務部を目指していました。なぜなら、会社は人が全てなので、人材を得るリクルート活動は会社にとって最も大事な仕事だと考えていたからです。営業はやりたくなかったし、向いているとも思っていませんでしたが、営業に配属され、それからもしばらくは全く売れませんでした。
結局、負けず嫌いで決して諦めることはしなかったこと、そしてもともと根が単純なこともあり、言われたことや教えられたことはすぐ実行に移していったこともあり、徐々に実績が上がっていきました。そして、先輩から「目の前の挑戦に応じないのは、自分で勝手に限界を決めて、自分を守ろうとしているからじゃないか」と言われてはっとさせられ、それから大きく自分が変わったのです。
営業とはそもそも、自分の周りの人の「心を動かして、行動してもらう」ということです。そして、営業というのは、周りの人の心を動かして、行動してもらい、日常生活を楽しくするために必要な技術なのです。
とすると、私たちは誰に対して営業しているでしょうか?お客さまや取引先だけではありません。同僚、従業員、業界、家族、友人、地域の方…実は、私たちはあらゆる人に営業をしているんです。
日常のどのシーンにも営業はあります。どうせ“営業”をするなら、上手くなりましょう!

お二人とも志望したわけではありませんでしたが、仕事に取り組むうちに、営業という仕事に魅きつけられていったことがわかります。次回は、営業を通じて学んだことについて、失敗談もまじえながら教えていただきます。次回は、「失敗を原動力に飛躍を図る」です。ぜひご覧下さい!

【指南855 営業学講座:トップ営業パーソンによるパネル・ディスカッション1】

(写真)立命館大学の教室風景。