>  TOPページ

【指南851 大事なのは勇気とチャレンジ】

2019年3月8日

「5分の勇気」がすべてを変える

前回山中さんに「先入観を取っ払って考えることが大事」とうかがいましたが、具体的には、どうしたらよいでしょうか?

「枠を突破するために必要なのは『勇気』と『チャレンジ』です。
でも、人より強い人間ではなくても大丈夫です。
私の好きな言葉に、エマーソン(アメリカの哲学者)の『英雄は普通の人よりも勇気があるのではない。5分間ほど他人より勇気が長続きするだけの話だ』という言葉があります。
要するに、勇気がある人とは、普通の人とは違う特別な人間とか、超人的な意志があるのではなく、勇気が少し人より持ちこたえるだけ、ということなんです。心の中に芽生えた勇気を1秒でも長く持ち続ける努力をする。それだったら、誰でも試してみることはできるんじゃないでしょうか」

前回も登場したトップ営業パーソンの行動を、例に挙げます。
「彼はまず社長や社名などの肩書で人を判断しないですし、臆することもないですね。どこにでも恐れずに行きます。これも勇気ですよね」

「彼の営業に同行していたときのことなんですが、空き時間にお客さまにずっと電話をかけているんですよね。
お客さまの中には、『忙しい』『会う時間がない』と言われたり、電話に出ないなどという方もいます。単に用事が入っていたり、他のことで忙殺されている場合もあれば、会って断るのも億劫と思われているなど、様々あるでしょう。こういう時に、勝手に相手の意向を推察して自分からあきらめてしまう営業パーソンは多いんです。でも彼はとにかく電話をしてみる。どうしてそうするのか聞いてみてところ『ちゃんと断られてないですから』と言うんです。『もうあきらめよう』と思うのではなく、『お会いしてきちんと事情や意向を伺おう』と考える。そういう態度も、5分の勇気ですよね」

「会う時間がない」と言われたお客さまに「玄関先でいいですから」という勇気。
「もういいよ」と言われたお客さまに、「きちんと内容の説明をするために改めてお時間をください」と進言する勇気。そんな「5分の勇気」が大きな違いを生んでいくのでしょう。

次回は、「本気で相手の役に立つには?」です。ぜひご覧ください!

【指南851 大事なのは勇気とチャレンジ】

(写真)大分支社のマネージャーと。