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【指南847 ポジティブ思考の危険な罠】

2019年2月27日

感情は抑え込まない、あるがままに受け入れる

今回は、ポジティブ思考の罠についてうかがいます。営業パーソンはいつでも明るくポジティブでなければいけない。そんなふうに思い込んでいませんか? 
もちろん何事も肯定的にとらえて前向きに行動すれば、人と接する機会が増えてチャンスをつかむ確率も高まります。つまり、ポジティブに越したことはないのですが、無理にポジティブでいようとすると、逆にネガティブ思考に振れるおそれがあると和田さんは指摘します。
「自分のなかの不安な気持ちに蓋をしようとして、かえって不安を意識してしまう。焦っている人に落ち着けと言うと、逆に焦りが増すのと同じです。不安な感情や弱気な自分もあるがままに認めて受け入れることが重要です」

あがり症を克服したいと、和田さんのもとを訪ねた営業パーソンがいました。話してみるといかにも気弱そうで、顔を真っ赤にしながらとつとつと話します。しかし、とても一生懸命で誠実な印象。その正体を知ってみると、実は年に100台以上の車を売るトップセールスだったのです。
「お客さまのために一生懸命に尽くす姿勢とあがり症があいまって、誠実な人柄という好印象となっていると伝えました。あがり症はウィークポイントではなく、彼の大切な武器なのです。彼は、口下手であがり症という、あるがままの自分でこれからもやっていくと言っていました」

弱点や弱気を人に悟られまいと肩肘張って自分を大きく見せるよりも、本当の自分をさらけ出しすことに、共感してくれる人も多いかもしれません。不安や弱さを逆手にとる発想で、ポジティブ思考の罠を回避してはいかがでしょうか。

最終回となる次回は、感情的な人に負けない方法を教えていただきます。ぜひご覧ください!

【指南847 ポジティブ思考の危険な罠】