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【指南846 自分を追い詰めないWish(だったらいいな)思考】

2019年2月25日

「曖昧さ耐性」をアップしよう

先週今週は、精神科医で評論家の和田秀樹さんにストレスフルな時代を「機嫌よく」生き抜く方法を指南していただいています。
さて、感情に振り回されたくないなら何でも白黒つけようとしてはいけない。「曖昧さ耐性」が必要だと、和田さんは説きます。
「曖昧さ耐性」は心理学の言葉で、文字どおり、曖昧さや不確実な状況にどれだけ耐えられるかを意味します。対人関係を例に説明してみましょう。
家族や友人ならともかく職場には、自分が何をしても味方になってくれる人なんていませんよね。反対に完全な敵もいないはず。いるのは、薄いグレー(味方に近い人)と、濃いグレー(敵に近い人)だけ。それが現実です。ところが、こうした味方か敵かはっきりしない曖昧さに耐えられない人はすぐに白黒つけようとして、感情的になりがちです。

「○○でなければいけない、こうあるべきだと決めつける考え方をshould思考といいます。自分にも周囲にも完璧を求めて、うまくいかなかったり、思い描くレベルに達しないと心が乱れてしまう。でも人間なんだから調子の悪いときもあれば凡ミスもある。おおらかな気持ちで自分を許し、朗らかに人に接するにはwish思考が必要です」
wish思考は、「そうなるといいな」「こうあってほしい」といった願望的思考。○○であるべきというshould思考とは、対照的な考え方です。

でも、物事がうまくいくかどうかわからなかったり、相手の気持ちが読めなければ、誰でも不安に感じるもの。そんなときは結果をパーセンテージで想定してみるのがオススメです。
「100パーセント成功するとか、100パーセント相手に好かれているなんてことは、まず考えられません。世の中のたいていのことに100パーセントはない、つまり曖昧さが残るということ。そんなふうに考えると、次第にwish思考に切り替えられるはずです」

次回は、「ポジティブ思考の危険な罠」です。ぜひご覧ください!

【指南846 自分を追い詰めないWish(だったらいいな)思考】