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【指南843 機嫌よく生きるための思考術】
テーマ:社外師範編

2019年2月18日

感情爆発の代償は、あまりにも大きい

感情的になったら負け−−それはよくわかっているのに、つい大きな声を出したり、きつい言い方をしてしまって後から後悔する。誰にも身に覚えのあることでしょう。精神科医で評論家の和田秀樹さんは、「怒りや不安といったマイナス感情に振り回されるリスクはますます高まっている」と警鐘を鳴らします。
今週来週は和田さんに、感情に振り回されずに、ストレスフルな時代を「機嫌よく」生き抜く方法を指南していただきます。

それにしても、なぜ今感情に振り回されることがリスクなのでしょうか。
「誰もがスマホを持ち歩く時代です。暴言を吐いたり乱暴な態度をとれば、その姿が世界中に拡散されて社会的生命を絶たれることさえある。感情の出し方が下手だと人生を台無しにするリスクが高まっています」
確かに、職場や日常生活での言動がネットに上がって炎上するケースが後を絶ちません。有名人でなくても、誰もが常に「見られている」時代に、私たちはどのように心を整えればいいのでしょうか。
「誤解しないでほしいのですが、感情をなくせと言っているわけではありません。人間だから誰だってムカつくこともあれば、不安に思うこともある。むしろ喜怒哀楽の感情は気力の向上や知力の刺激につながり、人を若々しくさせることがわかっています。大切なのはマイナスの感情を問題行動につなげないことです」

機嫌よく毎日を過ごすためのカギは、大きく2つあると和田さんは言います。
1つは、「自分自身の感情に振り回されないこと」
もう1つは、理不尽なことで突然キレて感情をぶつけてくる相手の「攻撃をかわすこと」
「効果的な勉強法を知っているか、知らないかで試験結果が左右されるように、感情に対処するにもテクニックが必要です。要領さえおさえれば、ずっと生きやすくなるはずです」
独自の勉強法で受験の神様としても知られる和田さんの言葉は、説得力が違います!
次回は早速、自分の感情に振り回されないための要領を伝授していただきます。ぜひご覧ください!

和田秀樹氏プロフィール:精神科医。東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は国際医療福祉大学教授。和田秀樹こころと体のクリニック院長。日本映画監督協会国際委員会副委員長。
著書に「マンガでわかる! 感情的にならない方法」「引きずらないコツ」「感情的にならない気持ちの整理術 」「自信がなくても幸せになれる心理学」「仕事がツライときの感情の整理法」など多数。

【指南843 機嫌よく生きるための思考術】