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【指南832 「ストーリー」で売る!】
テーマ:社外師範編

2019年1月21日

顧客の心を揺り動かすのは「ストーリー」!

「営業の仕事で今ひとつ売れない」「トップセールスと呼ばれる人たちは、なぜあんなに売れるのか」・・・と思っている営業パーソンへ。
「ストーリーを上手に使えば、ずっと売れるようになります」と、今週から登場いただく師範、川上 徹也さん(湘南ストーリーブランディング研究所代表)はアドバイスを贈ります。

「あなたが売りたいと思う商品にストーリーを加えることによって、平凡だった商品がキラキラと輝き魅力的になります。もしあなたが人から『あいつはちょっと違うな』と思われたいのなら、仕事にストーリーを取り入れることをオススメします。営業力、交渉力、企画力、プレゼン力、コミュニケーション力など、いろいろな分野で他の人とは確実に差がつけることが可能です」と、川上 徹也さんは言います。

では、「商品にストーリーを加える」とは、どういうことなのでしょうか?
川上さんは、フランス生まれのミネラルウォーターブランド「ボルヴィック」の例を挙げます。
「ボルヴィックが導入したのは、『1ℓ for 10ℓ(ワンリッター・フォー・テンリッター)』というタイトルのストーリー。“ボルヴィックが1ℓ売れるたびに、アフリカで10ℓの清潔で安全な水が生まれる”という意味です。具体的には、売上げの一部でユニセフの活動を支援し、アフリカで飲料水を確保するための井戸づくりとメンテナンスを行う—–「ボルヴィックを買えば、アフリカの人々を助ける社会貢献に参加できる」というストーリーです。20代の若者と小さな子どもを持つ30代の主婦に強く刺さり、キャンペーンを行った2007年7月・8月は、対前年比134%の売上げを記録しました」

「ストーリーで売る」という手法を体系化し、日本でも多くの企業が挙って取り入れている「ストーリーブランディング」の第一人者、川上師範に学ぶ、「売れる営業になるためのストーリー活用法」。次回からは、実際の営業活動にどうストーリーを加えていくか、具体的に指南していただきます。ぜひご覧ください。

次回は、「ロジックやデータだけでは人の心は動かない」です。ぜひご覧ください!

プロフィール:
川上 徹也 (かわかみ てつや)氏
コピーライター/湘南ストーリーブランディング研究所代表

大阪大学人間科学部卒業後、大手広告会社勤務を経て独立。東京コピーライターズクラブ新人賞など受賞歴は15回以上。特に企業の理念を1行に凝縮して旗印として掲げる「川上コピー」が得意分野。「物語で売る」という手法を体系化。「ストーリーブランディング」という言葉を生み出した第一人者としても知られている。
著書は、『物を売るバカ』『1行バカ売れ』(いずれも角川新書)、『ずっと売れる!ストーリー』(日経ビジネス人文庫)、『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)、『自分マーケティング』(祥伝社新書)など累計50万部突破。海外にも多数翻訳されている。

【指南832 「ストーリー」で売る!】