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【指南823 無意識の「意識化」で癖を直す】
師範:諏佐 渉

2018年11月28日

「人と話すのが苦手」を克服する

「人と話すのが苦手」という意識が昔からあったという諏佐さん。どのように克服していったのでしょうか?

「昔からどもることが多くて、電話での第一声がうまく出ないこともありました。自分で話下手という意識はあったのですが、具体的にどのように克服すればよいか分かりませんでした」

営業成績も思うように上がらないときに、先輩から、「お前は、“あの~“本当ですか?”といった癖がある。その言葉はお客様に不快感を与えるぞ」と具体的に指摘してもらったといいます。
そこで、諏佐さんは癖の改善に取り組むことを決めました。指摘された言葉の癖を、シールに印字して、車の運転席や会社の机など、とにかく目につくところに貼り、常に意識するようにしたのです。
意識しても癖はすぐには治りません。はじめの頃はついつい言ってしまうことも多かったといいます。しかし、「あ、また言ってしまった」と自分で「意識」できるようになりました。ひたすら「意識化」することで、半年後には癖が改善され、自信もついてきたといいます。

そして、諏佐さんが変わる、もうひとつのきっかけがありました。
尊敬する同僚から「いつまでもカッコつけているんじゃない。一円にもならないプライド持っていてどうするんだ?」と言われたことでした。

諏佐さんは当時の自分を次のように振り返ります。「とにかくカッコを付けていた。そして、真剣に何かしようとするでもなく、ただだらだらと時を過ごしていました」
諏佐さんは、同僚の言葉に顔をはたかれた思いで、現実から目をそらすことはやめようと決意します。
「退路を断って、なんとか自分を変えよう。安化粧をしていてもダメだ。虚飾を排除しよう。見かけではなく内面を磨こう」と決心したのです。

そして、諏佐さんは自分という人間がどういう人間かを見つめるところからまず、スタートを切ったのでした。

次回は、「行動×熱意×考え方が結果を出す」です。ぜひご覧ください!

【指南823 無意識の「意識化」で癖を直す】

(写真)営業所のメンバー、支社のマネージャーと。