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【指南813 まず先輩から学ぶというススメ】

2018年11月2日

先輩に声をかけるのは後輩の役目

芳澤さんの成長を語る上で欠かせないのが、先輩の存在です。芳澤さんは身近な先輩から教えを受けることで、自分の成長につなげていきました。今回は、先輩から学ぶ上での心得について聞いていきます。

芳澤さんが配属されたのは、社内のチャンピオンなど、キャリアも業績も輝かしい大先輩が多くいる支社でした。「先輩たちの話を聞いていると、自分の業績とはスケールが違いすぎる。そういう方たちからこそ、まず学ぼうと思いました」

キャリアや年齢のかけ離れた先輩に話しかけるのは無理という人も多いはず。どうしたらよいのでしょうか? 
「まず第一に、先輩には後輩から話しかけなくてはならない」と、芳澤さんは言います。

「なぜなら、先輩の方から後輩に話しかけるメリットってないからです。それに特に昨今はパワハラにも敏感なので、先輩もむやみに後輩に指導をしたがらないかもしれません。だからこそ、後輩から声をかけさせてもらうんです。
社内の先輩から学ぶのはノーリスクハイリターンですよね(笑)。もちろん礼節は大切ですが、『マナーがなってない』と思われても、それはそれで指導してもらえるんですから。教えてもらいたいなら後輩は受け身でいちゃダメなんです」

先輩と距離を縮めるために必要なファーストステップは何か。芳澤さんの答えは、とてもシンプルです。

「まずは挨拶することです。出社したら先輩の所まで行って『おはようございます』と挨拶する。外出するときも『行ってきます』『行ってらっしゃい』と声をかける。そうやってわざわざ挨拶してくる後輩を可愛くないと思う先輩はいませんよね」

顔を見ての挨拶の大切さ。芳澤さんは研修会講師として引っ張りだこの存在ですが、先日はこんなことがあったそうです。「講演の後に後輩から、『お話聞かせてください』というメールが来たんです。でも、講演を聞いたんだったら、まずその後に挨拶に来たらいいと思うんですよね。メールをしてきただけの後輩と、直接話しかけてきた後輩、どちらに会おうと思うかは明らかですよね」

苦手な先輩はいないという芳澤さん。その秘訣はどこにあるのでしょうか?
「その人のいい面を積極的に見るようにしています。叱られた時などは、ぐっと呑み込んで、『どうしてこう言うのだろう?』と分析してみることです。少し俯瞰してみることで、状況を客観視できると思います」 
それではたとえばA先輩とB先輩と、言っていることが違うというような場合は?
「そこは何を取捨選択するのか、もとい取捨選択させていただくのか(笑)、自分が考えるところですよね」

次回は、「お客さまと信頼を築く鍵を、先輩から学ぶ」です。ぜひご覧ください!

【指南813 まず先輩から学ぶというススメ】

(写真)支社のメンバーと。大先輩たちとも一緒に。