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【指南804 人生で大切な6つの柱】

2018年10月10日

バランスとれた人生が苦難を支える

「私は営業パーソンというより、ほとんどイベント屋なんですよ」と語る寺田さん。
寺田さんがこれだけ地域社会の活動に力を入れる理由とは?

寺田さんは、現在はJAIFA福山協会※の会長を務めています。来たる全国規模の研修会に向けて、会場の下見や講師の選定、集客状況や予算管理など、週に3回は会議に出ています。

「それ以外にも、最近、企業経営者のお客さまに、社員のコミュニケーションを活性化させるために運動会が再流行しているという話をしたら、会社の運動会の運営を頼まれてここ数年務めています。
また、小中高の同窓会の幹事をしています。昨年は出身高校と広島カープとのコラボ事業を行いました」

営業パーソンがイベントを取り仕切るという場合、そこでお客さまから信頼をいただき、次なる商談機会につなげるという意図もあると思われますが、寺田さんの場合は商談につなげるという以上の理由があるそうです。
「私の人生の大事な3つの柱は、『仕事』『家族』そして『地域社会への貢献』なんです。これは、MDRTのホールパーソンという概念が基礎となっています」

MDRTのホールパーソンコンセプトとは、「営業パーソンはバランスの取れた人間をめざそう。それでこそ、豊かな人生が送れるし、お客さまにも豊かなサービスを提供できて、信頼される、という考え方で、
「家族や人間とのよい関係」「健康」「キャリア」「学び」「地域社会への貢献」「充実した精神生活」「経済」という6つの要素から成ります」

実は寺田さんは、昨年6月に奥さまを亡くしました。最大の理解者にして応援者、最高のパートナーの予想もしない急死でした。エグゼクティブ・ライフプランナーになることを誰よりも喜んでくれた奥さまの不在。エグゼクティブ・ライフプランナーの認定式では壇上のスピーチで涙が止まりませんでした。
そんな寺田さんを支えてくれたのが「地域社会での活動」だったといいます。

「今でももちろん、乗り越えてはいないです。でも、妻が亡くなったとき、ちょうど高校同窓会の仕事を引き受けていました。やると言ったからには、責任は果たさなければならない。毎週3回の会議に出ていました。今から思えば、それには救われた気持ちでした」

大きな苦難に遭いながら、ホールパーソンの柱を以て、寺田さんは前に向かっているのです。

※広島県の場合、JAIFA広島協会とJAIFA福山協会があるので、市レベルではなく、ほとんど県レベルでの仕事をしているそうです。

【指南804 人生で大切な6つの柱】

(写真)寺田さんはボランティアの常連。西日本豪雨被災者のために何度も広島県三原市に足を運び、土砂出しと家具の運び出しのお手伝いをしました。2011年の東日本大震災の際には、東北の地に向かうため、福山支社メンバーのためにバスを仕立ててみんなで向かいました。個人でも何度も被災地でボランティアをされたそうです。