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【指南797 入江流コミュニケーション術の基本】

2018年9月24日

名刺をもらっただけで満足したら終わり

先週今週は「友達5000人!ネットワークつくりの達人・入江慎也さんに登場いただいています。
さて異業種交流会、合コン、セミナーやパーティで多くの人と名刺交換。問題はそのあとです。「この日の出会いが、その先のご縁に発展する人と、何にも発展しない人とにハッキリ分かれます」 と、ネットワーク構築の師範、入江さんは指摘します。

「名刺交換しただけでは『人脈』とは言えない。そのままにしておけば、名刺なんてただの紙切れです。人脈に発展させる人は、翌日『昨日はご挨拶させていただき、ありがとうございました』とお礼のメールを出したり、『よかったら、昨日お話ししたお店に一緒にいきませんか?』と誘ったり。必ず行動を起こしてします」

入江師範が、自分に課しているのは「GPS」だと言います。Gは「GO!」、Pは「PUSH!」、そしてSは「START!!」です。
「GO!は、まず一歩を踏み出すこと。僕は誘われたら、どんなところへでも絶対に顔を出します。なぜなら、『行った先に何かある』と信じているから。『仕事で疲れているから』『知ってる人がいないから』なんていう理由で断るなんて、幸運をドブに捨てているとしか思えません。GO!で満足せず、もう一歩踏み出すのがPUSH!。行った先で出会った人たちに積極的に話しかけ、名刺交換やアドレス交換。そこでようやくSTART!!を切れる。そのきっかけをどう人脈と呼べるところまで育てていくか、なのです」

コミュニケーションの原点はやはり『直接会って話す』ことだと、入江さんは言います。「ビジネスでは、メールだけで仕事をすることも多々あるでしょう。でも僕の場合、メールだけの仕事は単なる作業で、縁もそれっきりでした。反対に、会ってお互いの思いをちゃんと伝え合ってやり遂げた仕事は、反省点があるにせよ、納得できるものになっていますし、その仲間とは仕事を超えたところでも続いています」
たとえトラブったときも、誤解が生じたときも、コミュニケーションの原点に立ち返り、まずは会うこと。直接会う以上に、気持ちが伝わる方法はないと、入江さんは断言します。

入江さんは、「縁は損得じゃない」とも言います。「『人脈を作りたい』という人の言葉がなんだか違和感をもって僕に響くのは、その裏に『損得』が匂うからだと思います。人との出会いは、新しい世界との出会い。たとえば、卓球のオリンピック選手と友だちになって、それまでまるっきり興味のなかった卓球が気になるようになった。横綱をはじめ力士の友だちがたくさんいるから、場所が始まるとソワソワするーーーというように、人生の楽しみが格段に増えた。僕だって仕事を増やしたいけど、ビジネスの『損得』だけで付き合っていたら、こんなにもたくさんの縁は結べなかったと思います」

さて、次回は、人脈構築術やコミュケーション術の講演で全国の企業を飛びまわる入江師範が特選した、ビジネスに役立つコミュケーション術をお届けします。ぜひご覧ください。

【指南797 入江流コミュニケーション術の基本】