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【指南779 30代からの営業スタート】

2018年7月4日

プライドを捨てる、基本を身につける、自分の強みを活かす

前職の銀行時代には高い業績を挙げてきた安達さん。
しかし、融資業務などを主に担当し、いわゆる営業らしい活動はほとんどしていなかったと言います。

「融資では高い業績は挙げていました。課題は、(当時は)他行と金利もスペックもほとんど違いがない商品やサービスをどう売るかでした。結局、『お願い』か『自分のキャラを売りこむ』しかないんですよね」。秋田以外のお客様にわざと、すごい秋田訛りで商談して、相手を驚かせたこともあったとか。
「または差別化するために、融資を通すための折衝や交渉を頑張りました。保証会社には何度も粘り強く交渉し、いつしか個人融資だったら安達、という評判をいただくようになりました」と安達さん。

さてそんな安達さんがライフプランナーに転身し、生命保険の営業という、営業の中でもとくに難しい仕事をすることになります。

「自分として考えたのは3点。まず、前職時代に培った自分のスタイルを壊し、プライドを打ち捨ててリセットし、ゼロスタートすること。そして、基本を確実に身に着け、忠実に実行すること。それから自分の強みを見つけてそれを活かすことでした」

プライドを捨てるということですが、どういうことですか?

「10年も社会人をしてそこそこ業績を挙げてきていると、何らかのプライドとかこだわりとか自分なりのスタイルがあると思うんです。それは営業としての基本を学ぶには邪魔になると思ったので、全部ゼロリセットして、素直に謙虚に基本を教わることに努めました」

そして、安達さんは徹底的に自己分析します。そして見出した自分の強みとは「物事に熱く取り組むところ。それから、必要だと思えば物申すところ。銀行で業績を挙げていたのも、数字そのものが目的ではなく、数字を挙げれば若手でも発言権を得られるからでした。一方で人の話をよく聴くところも長所だと思いました」

安達さんの父は海外でも仕事をしたことがある大工の名棟梁。安達さんは新たに営業と言う仕事を選んだ際に、「職人になるイメージ」があったと言います。
「いわゆるプロ営業という職人の世界に弟子入りしたわけですから、『親方』に教えてもらった事を忠実に実践して、出来るようになるまで修行するのだと考えました。新人時代から、とにかくコツコツ頑張る事、自分の弱い部分、嫌な事から逃げない事、そんな事を続けて来たので、環境には左右されない自分のスタイルができてきたと思います」

次回は「営業マンが行き詰まるわけ」です。ぜひご覧ください!

【指南779 30代からの営業スタート】

(写真)支社の仲間たちと。