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【指南740 特化しない、という強み】

2018年2月28日

効率を追わない、という戦略

「専門分野に特化せよ」とはよく言われることです。
しかし、阿部さんは全くの逆張り。「自分は特化しません」と言い切ります。
阿部さんのお客様は、基本は一般の個人のお客さまで、年齢・地域・職業・属性等々をとくに絞っていないのだそうです。
「特化しない、という戦略もあると思うんです。特定分野に絞りすぎると環境変化に耐えられない場合もあるかもしれません。これもひとつのリスクヘッジなんです」

「効率を追わない」というのもまた阿部さんの戦略です。
毎週連続で業績を挙げていると常に多忙になりますが、極力、お客さまの元を訪問する時間を確保するというのが阿部さんのスタイルです。
「年末のカレンダーは極力持参します。またお手続きは、『住所を変更したい』というような、ネットでできるお手続きでも極力書類を持って訪問します。というのも、単にお手続きをするだけでなく、お客さまとお会いできるよい機会だからです。そこから、その方の近況や変化、周囲のお話などもうかがえます」
最近はどうしてもメールや電話で済ませてしまいがち。しかし、足を運ぶことに意味があるというわけですね。

「逆に効率を追求することで失うものも多いと思ってます。新人が、『効率を追求する』と言っているのを聞くと、そうやって浮いた時間で、足を運ぶ以上の何か意味あることをしているのであればよいのですが、いつの間にか楽をするための効率化になっていないか心配です。
世の中のビジネスが効率を求めれば求めるほど、自分にとっては差別化できるよい環境だと思っています。
つまり非効率にこそ物語が生まれ、感動をしていただくチャンスがあると考えます」

「この仕事をして、お客様にお会いすればするほど、感謝の言葉をいただく機会も増えます。それが、自分が仕事をするエネルギーになるし、それで使命感が湧いてくると感じています。なので、毎週連続業績を続けていくことは私にとっての力の源になるのです。感謝されるシーン、それは商品の納品—生命保険の場合、給付金や保険金をお届けしたりすること—-でもありますし、紹介された先のお客様に喜んでいただいて、紹介者にも喜んでいただけるということでもあります。フルコミッション制度なので売れたらその分報酬も上がっていきますが、ただそれだけでは、精神的に枯渇してしまいます。だからお客様に極力お会いにしに行って、自分のエネルギーを得たいと思っているんです」

【指南740 特化しない、という強み】

(写真)10年来のお客様である京都市中京区の景山医師と、景山医師のお嬢様が経営する歯科医院にて。阿部さんは、景山様の奥さまが亡くなった際に保険金をお届けし、その後も景山様ご一家に寄り添ってきました。景山医師もお嬢様も阿部さんのことを、「親身になって相談に乗ってくれるので本当に信頼しています」と評します。