>  TOPページ

【指南733 「なりたい自分」に近づくイメージの力】

2018年1月29日

ゴールだけでなくプロセスもイメージする

先週今週は、田中ウルヴェ京さんに「ストレスに対処するためのメンタルコントロール」を指南いただいています。
オリンピックの表彰台の一番高いところに立つ自分をイメージしながら日々の練習に励む−−。

アスリートのそんな話をよく耳にします。田中さんは「イメージがもたらす力は、ビジネスパーソンにとっても、大きなもの」だと言います。
「いつかこうありたいと願う自分の姿や、目標を達成するまでのプロセスを思い描くことで、理想を現実のものにする。イメージにはそういう力があります。ただ、漠然としたイメージではダメで、なりたい自分はどんな姿か、目標は何なのかをしっかりと掘り下げて、具体的に描くことが重要です」
・ダントツの営業成績で高い評価を受ける姿
・お客さまから感謝され、家族や友人の幸せそうな笑顔に囲まれる自分
そんな目標となる姿を想像するのみならず、そこにたどり着くまでの過程をつぶさにイメージすることが大事なのだそうです。
田中さんのおすすめは「自分が主人公の映画を観ているつもりになる」こと。「自分を客観視することにより、自分のふるまいが他人の目にはどう映るかがわかり、行動や発言の影響力を増すことができるからです。自分の視点ではなく、他者の視点でとらえることが重要です」

イメージは成功ばかりだけでなく、リスク回避にも有効です
・商談中にお客さまが関心を失い、早く面談を切り上げようとしている
・大事なプレゼン中に突然頭の中が真っ白になり、次の言葉が出てこない
考えただけでも汗をかきそうな状況ですが、そんな場面でもあらかじめ失敗を回避するイメージができていれば、ダメージを最小限に食い止められると言います。
「成功のイメージは他者の目で見るのに対して、リスクは自分目線でイメージします。己の視線から起こりうるリスクシナリオを描いたうえで、その対処行動を準備しておけば、いざというときにも最悪の事態を回避できます」
目的や状況に応じて、外と中、両方の視点で自分をとらえることが大切なのですね。
「自分の内外のイメージをうまく使えるようになると、今よりも高くて広い視野を得て、思考のステージをひとつ上がることができます。その一歩一歩の先に、理想の自分があると考えてください」

次回は「心的エネルギーを最適な状態にする」です。ぜひご覧ください!

【指南733 「なりたい自分」に近づくイメージの力】

(写真)様々な日本代表チームにメンタルトレーニングを実施。