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【指南698 基本指針を考える】

2017年10月13日

お客さま・家族・自分の幸せを追求

今回は、決断・判断の軸足をどこに求めるかということについてお話を聞きました。
「お客さまと商談をする際、また、リーダーとして後輩を指導する、まとめるという職務に就いた場合、判断の指針が絶対に必要です」と齊藤さんは語ります。

齊藤さんが指針としているのは、
1.お客さまの幸せ
2.家族の幸せ
3.自分の成功(幸)
という「3つの幸せ」。

「たとえば商談であれば、このうち、どれか一つでも欠ける場合、いずれ誰かが傷つくことになります。必ず3つが共存する商談をするように、とみんなに伝えています。
もちろん、『お客さま』の定義は立場によって色々と変わります。支社長という立場でいえば、ライフプランナーも営業所長も自分にとっての大切な仕事相手ということでは、時には『お客さま』に当たるのです」
 このように考えるのも、齊藤さんは、「営業パーソンとしてまず、人としてのスタンス、が大事」だと考えるからです。

「ただし、社会人になって最初からそう考えていたわけではありません。仕事、とくにライフプランナーとしての仕事を通して同僚やお客さまから教えていただいたことが、今の自分の指針を作っています」

「同僚からということでは、ライフプランナーを10年やっている中で、MDRTの理事を務め、同僚ライフプランナーと会の企画や運営をするなかで切磋琢磨し、多くを学びました。MDRTでは営業パーソンとしての『品格、モラル』という点を常に論議していますので、そんな点学んだのが大きいですよね」
「また、ライフプランナー時代は、お客さまと相対する中で、色々と教えてもらいました。
ビジネスでは、時には白か黒というように、単純に答えが出ない場合もあります。利益が相反して、ある側の利益を考えると、もう一方の利益が損なわれるという場合もある。
そんな場合に、どのように判断したらよいのか。私にもそんな経験がありました。
ある女性のご契約の話ですが、ご結婚を機に、保険金の受取人をご両親からご主人に変更されました。
その後亡くなられたため、保険金は全額ご主人に支払われ、ご両親には一銭のお金も渡りませんでした。ご本人もご両親も、娘が先に亡くなるということを想像していなかったため、想定外のことも起きたようです。娘さんを失って悲しみに暮れるご両親のために、保険の担当者として何かできることはなかったのか? もちろん、法令にもルールにも違反しておらず、人としても恥じることは一切していないのですが、それでも『どうすればよかったの・・・』と、悩み苦しんだこともありました」

「法律にも社内の内規にも違反していない。ご自身でベストを尽くしたのであったら、そこまで悩まなくてもいいのではないですか・・・?」とあえてKYな質問を投げかけてみると、齊藤さんはこう言います。
「そこで妥協するかどうかですよね。そこで妥協したら仕事をしている意味がない。何のために仕事をしているかということなのだと思います。やはりお客様の幸せは私にとって大切な指針なんです」

ビジネスマンとして判断を求められる様々な局面があるはず。皆さんは何を軸に判断をされますか?

次回テーマは「成功するためには?」です。ご覧ください!

 

 

【指南698 基本指針を考える】

(写真)支社でのマネージャーミーティング、ライフプランナー向けトレーニングの様子。