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【指南681 仕事に対する考え方を変える】

2017年8月25日

「そんなムチャな」というくらいがちょうどいい

「あともう少しが、一番強いんです」と中島さん。

「新人のときに同じ能力を持っていても、もうこれでいいやと考えて、自分の限界を自分で決めて100%力を出し切らない営業と、あとちょっと頑張ろうとどんな商談にも知恵を出し切る営業とでは、5年後10年後に埋められないほど大きな差がついてしまいます。ライバルは自分。渾身のアイデアやプレゼンに、あと少しだけ磨きをかけることで、自分の限界をどんどん越えていくことができます」

20代から30代にかけて法人営業で活躍した経験を持つ中島孝志さんは、「自分にとってはノルマがあって本当によかった」と振り返ります。
「それも『そんなムチャな』というくらいきついチャレンジ目標のほうがありがたいと思います。だって、外回りの営業ほど手を抜きやすい仕事はほかにないでしょう。でも、サボればそのつけは必ず自分に回ってくる。普通にやっていたら達成できない目標を課せられるからこそ、創意工夫も知恵も湧いてくるんです」
楽に達成できる目標やぬるい空気は、仕事をするうえで一番大事な「あともう少し」の気持ちをうばいかねないと中島さんは指摘します。

どうしたらそんなチャレンジを前向きに受け止められますか?という問いかけに中島さんはこう答えます。
「『仕事は人を裏切らない』と考えてみましょう。営業は信頼を売る仕事です。目標を達成して培ったお客さまの輪は、あなたが勝ち得た信頼の集積です。信頼を得るまでがんばり、『あの人ならば自分の大切な家族や友人やお得意先を紹介してもいい』と思ってもらえるようになれば、営業は楽しい仕事になります。そこまでは焦らず、諦めず、苦心を怠らず、がんばってみてはいかがでしょうか。そうすれば、深く広く張り巡らせた信頼の根っこが、いつかきっと自分を助けてくれる。それが、『仕事は人を裏切らない』ということなんです」

次回は、仕事が嫌なもう1つの理由、「職場や仕事でお付き合いのある人が嫌い」に効果絶大な実践メソッドを伝授していただきます。

【指南681 仕事に対する考え方を変える】