>  TOPページ

【指南666 営業学講座:トップ営業パーソンによるパネルディスカッション4】

2017年7月12日

営業という素晴らしいキャリア

「営業はキャリアになりますか?」という質問に対し、3名のパネリストは皆力強く「Yes!」と応えました。パネルディスカッション最終回では、学生に向けて3人のパネリストが改めて、営業という仕事の魅力を熱く語ります。

村松:
最近、「AIやIoTの発展で機械に取って代わられる仕事」が話題になっています。なくなってしまうと予想されている仕事のほとんどは、自分の時間を切り売りして1時間いくらで報酬を得る仕事だと思います。
でも、営業はそうではありません。心の機微に触れるコミュニケーションは、人間にしかできない仕事だと私は思っています。同じ時間を費やしても、やり方次第で報酬はいくらでも変わります。営業にも色々ありますが、会社のヒエラルキーのトップ層に入り込むには、特殊能力が必要です。その特殊能力は、体系的かつ科学的に営業を学んで、やるべきプロセスをきちんと押さえてこそ、身につけられる。営業は科学的で高度な仕事なんです。
営業ほどコミュニケーション力を養える仕事はほかにないでしょう。コミュニケーション力とは、モノを売る仕事ではなくても、どんな分野でも必ず必要となる能力です。自分とは考え方が違う同僚や部下、取引先に向き合って、相手の話をきちんと受け止めて、自分の考えを伝えるにはコミュニケーション力が欠かせない。だから、皆さんにはぜひ営業に興味を持っていただきたいと思います。

谷戸:
営業を経験することで磨かれるコミュニケーション力は、どんな時代が来ても生きていくうえで大きな武器になります。自分の専門知識は出来て当たり前。その道のプロになるには、どのような分野であれ、いかにコミュニケ―ションができるかどうかがカギになります。営業とはコミュニケーション力をストレートに養える仕事です。
また、営業とは確かにつらいことも多い仕事ですが、人間は負荷がかかって初めて成長する。だから自分を成長させるために、これほど最適な仕事はないはずです。

大坪:私は、営業という仕事の本質を突き詰めて行くと、人を動かすということになると思います。人を動かすために一番重要なのは、できるだけわかりやすく、シンプルにものごとを伝えるということです。難しいことや複雑な問題も、解きほぐしてシンプルに伝える必要がある。そうしないと人は動いてくれません。営業の経験を積むことで、人が生きていくうえで絶対に不可欠な、大切なことをわかりやすく伝える技術が修得できます。
谷戸さんが言ったように、営業ほど自分を成長させてくれる仕事はそうはありません。どんな会社でも営業は顧客接点の最前線に立ちます。顧客は営業の後ろにある会社の技術やノウハウに期待をするし、それに応えられなければ営業個人ではなく、会社に失望する。会社を代表しているというプレッシャーは確かに大きいけれど、その緊張感と矜持が自分を成長させてくれると思います。

自信に満ち、前向きに楽しそうに、自らの仕事を語る3人の言葉に、引き込まれたように耳を傾ける学生たち。営業という仕事に対するイメージが変わったかもしれません。

次回からは、2000人を越えるトップセールスのノウハウを分析してきたソフトブレーン・サービス㈱野部剛さんによる、営業に不可欠な「準備力」について指南いただきます。ぜひご覧ください!

 

【指南666 営業学講座:トップ営業パーソンによるパネルディスカッション4】

(写真左より)東北大学にて、ベリタステクノロジーズ合同会社代表代行 村松俊和さん、プルデンシャル生命保険横浜支社エグゼクティブ・ライフプランナーの谷戸浩一さん、株式会社電通 第16営業局営業部長の大坪邦裕さん