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【指南631 自分自身の課題解決1】
師範:沓間 勇人

2017年4月10日

「ダメな自分」を直視することから始まる

沓間さんの自己改革、それはまず「ダメな自分」「至らない自分」を直視することから始まりました。

「我々は、お客さまの現状を把握し、課題解決をするお手伝いをしています。そうであれば、まず自分自身のことも現状をきちんと把握すること、ですよね。自分が気に入らない現実、ダメダメな現実であっても、まずは、自分のあるがままを直視して受け入れること。そして、なりたい自分になるために、何が足りないのかを正確に分析して目指すこと」だと沓間さんは語ります。

「自分自身の現実から逃げないことが大事です。でも逃げている人って多いんじゃないでしょうか?」

沓間さんが自己分析するに、「自分のキャラは、皆を圧倒的に笑わせたり楽しませるようなことはできない」「飲む場を営業に活用する能力は低い(笑)」・・・。

「圧倒的に人間的魅力があって、キャラやパワーで、その場の展開をグイっと変えられる力のある人」にあこがれるけれども、自分にはできないということを認める。沓間さんはそんな自分のキャラを自覚し、ぐいぐいとイニシアチブをとるのでなく、コーディネート役に回るという、自分の持ち味を生かした営業スタイルを確立していきました。

「たとえば役所や病院に行って、どこに行ったらいいのかわからないときに、たらいまわしにされたことがありませんか。日々のお金回りのことでどうしたらよいかわからないというお客さまの悩みに対して、『ここに行って、こういう質問をしたらいいですよ』という準備をしてさしあげるんです」

また、お客さま同士を引き合わせたり、専門家につなぐような場合、事前に「こういう質問をしたらいいですよ」と質問例を提供することもあるのだそうです。「結果として、お客さま同士が早い段階で双方すべきことが明確になり、関係が緊密になり、お互いがお互いに尊重されていると感じられるお手伝いをすることができるのです」

「『知識は礼儀』と先輩から教わりましたので、知識を備えていることは大前提です。その上で、最近思うことは、以前はお客さまよりも情報をたくさん持っていて、その情報の差異のある人が売れたかもしれませんが、今はお客さまに寄り添うこと、暖かさ、コミュニケーションなどがより大切なキーワードになる気がします」

「常に、自分よりも、他の人が行ったほうがお客様のためによい、なんていうことはないか?他の人が行くより、自分が行ったほうがよい、ということは何だろう?と、考えるようにしています」

今の沓間さんを見るととても意外ですが、「元々とても人見知り。笑顔も苦手だったので、口角を上げるトレーニングを教えてもらい、笑顔の練習をしていました。様々なことに興味を持てるように自分を鍛錬して、結果として、自分が好きになっていったのです」

「もうひとつ自分が変わったこと。それは、当初は自分が変化して成長すること、成功することをめざしていたのですが、いつのまにか人の幸せ、仲間の成功を心から応援して喜べるようになってきたことです。これも『仲間同士助け合う』という会社の文化のおかげ。本当に素晴らしい環境にいることを感謝しています」

次回は最終回、「お客さまに代わって考えられるように」。ぜひご覧ください!

【指南631 自分自身の課題解決1】

(写真)沓間さんは、MDRTプルデンシャル会の有志と、宮城県の東日本大震災の被災地を訪れボランティア活動に参加しています。2017年3月25日には石巻市雄勝地区で土砂出しの作業を実施。