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【指南605 1%に集中して人生を変える】
師範:藤由 達藏

2017年2月1日

99%手放して、たった1つのことに集中する

藤由達藏さんがメンタルコーチとして出会った「成果が出ない人」に共通する特徴が、「抱えこみすぎ」という点。「仕事、やりたいこと・やるべきこと、人間関係など、あれもこれも抱えすぎて容量不足の状態に陥っている」と藤由達藏さんは分析します。

「もしも最高のパフォーマンスで最高の結果を出したいのなら、99%は手放して、たった1%のことにすべての力を注ぐべき。そうすれば人生は必ず変わります」

そうは言っても、あれもこれもしなければならないのがビジネスの現場。次から次へと仕事が増えて、予定が埋まっていきます。そんな人に藤由さんがすすめるのが、「真っ先に取り組む仕事以外のことは忘れる」というシンプルな方法。「どうせ1つのことしかできないのなら、目の前の仕事にだけ集中して、それが終わってから次の仕事に向き合う。電話をしながら文書を作ったり、会議中にメールに返信したりしても、結局大した時短にならないばかりか、大事な話を聞き洩らしている可能性もあります」

手放したはずの仕事がどうしても気になってしかたがないときは、次の6つのステップで気分を変えてみましょう。
ステップ1 過去に集中して仕事をしたときのことを思い出す
ステップ2 これから取り組む仕事が終わったときに、どんな気分でいたいかを先取りして味わう
ステップ3 いくつもの仕事を並行して進める困難な状況を想像する
ステップ4 これから取り組む仕事が最高にうまく進んだときのことを想像する
ステップ5 楽しくてうきうきした最近の出来事を思い出してみる
ステップ6 楽しい気分のまま、真っ先に取り組むべき仕事にとりかかる

ロジカルシンキングの教科書には、プライオリティ(優先順位)をつけて高いものから取り組むべきと書かれていますが、藤由さんは「優先順位づけという考え方を手放しましょう」とすすめます。「1位のものに取り組んでいる間に、2位以下は変わるかもしれない。一つ片づけたらそのつど全体を俯瞰して、またその時の優先順位1位のものに集中して取り組む。毎回ゼロベースで考えて、100%集中することだけを考えてください」

最終回となる次回は、仕事以外の「抱えすぎ」を手放す方法を教えていただきます。

【指南605 1%に集中して人生を変える】