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【指南496 「ルーティン」を自分の「道」とする】

2016年3月23日

主体的に道と向き合う

森本さんは、満足のいく仕事をするためには、「ルーティンを続ける過程で、仕事の本質を突き詰める-その姿勢が必要」だと語ります。その働き方を、森本さんは「道を究める」と表現しています。

「『道を究める』ためには、『道』が必要です。私が歩んでいる道は『トレーナー道』です。いまはスポーツ選手をケアする仕事をしていますが、今後そのターゲットは変わるかもしれません。でも人の身体を何らかの形でケアするという軸は変わらないでしょう」

ただし 「道」にするには一つだけ欠かせないものがある、と森本さんは言います。それは「主体的に道に向き合うこと」だそうです。

「日常はすべて『道』になる、と言っても過言ではありません。例えば、『レジを打つ』『荷物を箱に詰める』といった仕事を、何も考えず、教えてもらった通りに行うだけでは、『作業』になります。でも、最初に教わったやり方から、より楽しめるように、より相手を喜ばせるように、より効率的・経済的に工夫することです。ひとつの分野を突き詰めることで、自分の『道』ができるのです」。

「人は社会に貢献することで自分自身の存在や価値を認識できると言われます。周囲のお手伝いをしながら、仕事を『道』にすることで、自分自身も成長する。そこに、個人の幸せと同時に社会の幸せが生まれます。従って仕事をお持ちの方は、まずは自分の仕事を『自分の道』にするのがよいのではないかと思います」。

次回は、ルーティンを続けていてもなかなか成果がでない時の考え方を伝授いただきます。

【指南496 「ルーティン」を自分の「道」とする】

写真:2016年1月ハワイでのPGAの試合のソニーオープン帯同の様子。(写真提供・森本貴義様)