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【指南495 少しだけハードルの高い「ルーティン」を選ぶ】

2016年3月21日

平常心を鍛える

先週今週は元シアトル・マリナーズ アスレティックトレーナーの森本貴義さんに「習慣力」について、指南いただいています。これまで読んでいただき、読者の中には「ぜひルーティンを取り入れよう」と思った方も多いと思います。では、実際に自分の生活に「ルーティン」を組み入れる際に、気をつける点はなんでしょうか?
森本さんは「少しだけハードルの高いルーティンを選ぶとよい」と語ります。

「まずは簡単に続けられるものからと、手っ取り早いルーティンを取り入れる方がいます。習慣としては悪くないですが、自分の目標達成のために、いままで取り入れていなかったこと、なんとなく避けていたことを取り入れる決断をすることも大切です。自分にとっては難しい、私にはできないに違いないと思っていたとしても、『始めたら何かが変わるかも』と思う気持ちがあるのであれば、試す価値はあります」。

また、森本さんは、「『ルーティン『は目指す結果を出すための『準備』。でも、どんなに準備をしても、本番で平常心を保てなければ、まったく結果はでません」と語ります。日ごろから「無理なくやろう」と思っていたのでは、平常心は鍛えられないのだそうです。

「平常心とは、いざというときに『やれる』と自分を信じる気持ちから生まれます。読書の習慣がないのなら、通勤時間に携帯のアプリを眺めていた時間に読書をする、1ヶ月に1冊の本を読むなど、自分にとって少しだけハードルの高いルーティンを設定してみてください。最終的には、それが心の落ち着きを生むはずです」。

次回は「ルーティン」を続ける過程で意識すべき「姿勢」について、伝授いただきます。

【指南495 少しだけハードルの高い「ルーティン」を選ぶ】

写真: 2013年のゲーム前の練習時に選手と今後のトレーニングについて話している様子。(写真提供・森本貴義様)