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【指南300 セールスの構え】

2014年7月25日

営業は仕事ではない???

たくさんの異業種交流会や勉強会に出席しているという西川さん。そこに集まるたくさんの人たちと出会い、本当にいろいろなことを学んできたと言います。そんな中で、ある先生に言われた一言によって、仕事に対する考え方が大きく変わったそうです。

 

「『仕事は何ですか?』と聞かれたので『生命保険の営業です』と答えたところ、『それは仕事ではないでしょう。営業は“職種”です。私はあなたの仕事を聞いているのです』と繰り返し聞かれました。どう答えたらいいのか戸惑っていたところ、その先生はこうおっしゃいました。『西川さんの仕事は、“人のお役に立つこと、人に喜んでもらうこと”なのではないですか』と。目からウロコが落ちました。“人に喜んでもらうこと”が仕事だと考えると、いろいろな事に対する考え方が大きく変わりました」

 

考えが変わったことのひとつに、地位や肩書に関することがあるそうです。西川さんは「それまで地位や肩書などセールスパーソンには関係ないと思っていたが、地位が上がることも人を喜ばせることにつながると気づかされた」と言います。

 

「斜に構えていたんですね。生命保険を売るのに社会的地位や肩書なんて関係ない。心さえあればいいと。ところが、ある経営者の方は『もっと偉くなりたい』とおっしゃるんです。その方は『松下幸之助に褒められると、従業員は泣いて喜んだそうだ。ただの人が褒めるより、偉くなって人を褒めたほうが相手は喜んでくれる』と。“人に喜んでもらうこと”が私の仕事だとしたら、自分に地位や肩書が上がることも、人に喜んでもらえたり勇気を与えることができるのかもしれない。自分も仲間や後輩を褒めるときに、上級職のライフプランナーから褒められたほうが喜んでもらえるのでは、と考えが変わったんです。そのためには、セールスパーソンとして業績をあげることが大前提。これもある経営者の方に、『人生勝たなくちゃいかん』と言われたことがきっかけでした。その方は、信頼していた部下にお金を持ち逃げされ、大変苦労されたそうです。でも今となってはそれもいい思い出だとおっしゃる。それは会社が成功し、精神的にも経済的にも勝っているから。もし負けていれば、その部下を一生恨むことになったでしょう。『勝てば、過去はすべて感謝になる。負ければ愚痴になる』と。だから私もお客さまにずっと感謝していられるように、セールスパーソンとして勝ち続けないといけないんです」

【指南300 セールスの構え】

(写真)大ベテランの西川さんを囲んで、支社の仲間たちとの一枚。