>  TOPページ

【指南237 セールスの転機】

2014年1月22日

かわいがられキャラが嫌われる???

ライフプランナーになってすぐに「人生最悪の日々」を過ごし、その中で自分にとってとても大きな転機があったと中作さんは振り返ります。

 

「かわいがられキャラの私は、誘って断られるとか拒否されるといった経験があんまりなかったんです。それなのに『生命保険の話を聞いてほしい』って言うと、ことごとく断られ続けました(苦笑)。今思えば、私を拒否していたわけではなく、『保険の話』を拒否していただけだったんでしょう。当時の私は、“保険屋さん”ではなく“ライフプランナー”だ!という思いを抱いていましたが、お客さまからみたらどちらも変わらなかったって話ですよね。ライフプランナーとして正しい生命保険を提供するという使命感を持って意気揚々とスタートした私でしたが、だんだん人と会うことが嫌になり、入社して2カ月目には家から出られない日もあるくらいでした」

 

無理して出社しても「辞めたい」、「でもお客さまを裏切れない」って考えばかりが頭の中をかけめぐり、とうとう「辞めよう」と決心した中作さんでしたが、採用してくれた所長から「社内コンテストの表彰式に出席してから考えたら?」と言われ、渋々出席したのだそうです。

 

「自分より成績が優秀な同僚が、表彰式に来ていないことに気づきました。その人は当時40代で年齢はひとまわり近く違ったんですが、入社は2ヶ月違いということもあって、入社当時いろんな話をしていたんです。その同僚は『自分には時間がないんだよ』って言いながら、精力的に活動して結果を出していました。てっきり、40代での転職だから時間がないって意味だと思っていたんですが、表彰式の数ヵ月後、末期がんで他界したんです。ものすごくショックでした。彼は自分の命が短いことを知っていて、限られた時間の中で、自分の仕事に必死で向き合っていたんです。一方で私は、人から嫌われるのが怖いからと、逃げ出そうとしていた。入社したときの使命感もすっかりどこかへ行ってしまっていました。同僚の死は、自分が何のためにこの仕事を選んだのかを見つめ直すきっかけとなりました。私が果たす役割は果てしなく大きい。まだ何も果たせていないじゃないか、と。それからです、一度しかない人生、嫌なことから逃げるのではなく、嫌なことまでも楽しめる自分になろう!って思えるようになったんです」

【指南237 セールスの転機】

(写真)お互いが尊重しあい、刺激しあえる支社の仲間たちと。