>  TOPページ

【指南234 自分ブランドの磨き方】

2014年1月13日

化粧よりすっぴん???

仕事の話をしているときの真剣な表情から一転、打ち解けるにつれて古賀さんが見せる人懐っこい笑顔は、ギャップが大きいだけにいっそう魅力的に感じます。「最初のうちはボソボソっと何かしゃべっていると思ったら、突然ニコって笑うんです。それで一気にお客さまとの距離が縮まって、商談が終わったころにはもうお友達になっているんです」とずっと古賀さんと一緒に仕事をしている所長も舌を巻くほど。そんな古賀さんですが、実は“鉄仮面”と呼ばれていた時代があったと告白します。

 

「暗黒の時代ですね(笑)。ちょっと売れてくるようになった頃に勘違いした時期があって、出社しても周囲の会話もまったく耳に入りませんでした。同僚なんて必要ない、自分ひとりで仕事はできると突っ張っていたんです。もちろん笑顔なんてありませんでしたね。だから“鉄仮面”(笑)。そういった状態はやはりお客様にも通じてしまうのでしょうね。徐々に業績も下がり始めて内心焦っていました。これではいけないとよくよく考えてみたら無理をしてカッコよさをつくろっている自分がそこにはありました。自然体で行こうと思ったんですが、お客さまを前にしていきなり笑顔を作り出すのはむずかしい。最初はまず作り笑いから始めました。小道具も使いました。顔をコロコロ転がす美容グッズがありますよね。それで表情筋が柔らかくなるようにほぐしてね(笑)そうしてくると、自然と笑顔が出ることに気づいたんです。それなら自分も自分らしくいられるし、ストレスもありません。周りにも優しくなれるんです。自然体でお客さまに接することがお客さまの安心につながっていると思うし、違和感のない距離をつくることができていると思います。暗黒の時代を乗り越えたからこそ、笑顔が武器になるんだなと実感できましたね」

 

努力の甲斐あって、笑顔を出すタイミングがつかめるようになった古賀さんですが笑顔だけが重要な訳ではないと言います。

 

「顔という話でいうとセールスパーソンは、お客さまのところに行くときに“安化粧”しちゃいけないんです。例えば自分の扱う商品に関連する知識を持っているのは当然ですが、専門外のことや知らないことを聞かれた場合に『知りません』と正直に言えるかどうか。そこで生半可な事を言ってはいけません。分からなければ持ち帰って専門家に相談して、すぐ回答すればいいんです。要はお客様に正直に向き合わなければならないということです。安化粧はすぐにはがれるし、その後はもっと醜くなってしまうんです。中途半端な化粧をするくらいなら、しない方がマシなんです。安化粧は絶対に見透かされますよ」

【指南234 自分ブランドの磨き方】

(写真)もっとも信頼を置いている安東所長と。