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【指南027 セールスの構え】

2012年8月21日

隙間だらけの石垣を埋める???

石井さんは、地元の広島で活躍している経営者たちと、あるときは保険セールスとして、またあるときはビジネスの相談相手として頼られています。経営者とのお付き合いで求められることはなんなのでしょう?

「どちらがいいわるいではなく、ビジネスには二種類あります。たとえば一見さんお断りの鮨屋と、とにかく値段で勝負している回転寿司。前者は板前としての腕前や考え方を買ってもらうスタイルで、ネタがいいのは当然として、お酒ひとつにしても、小さな蔵元と交渉として仕入れたりしている。そういう見えないところでのドラマがないと、いいものを知っているお客様は納得しません。経営者の皆さんが求めるものも同じだと僕は思います」

だから、ふだんの過ごし方が大切なのだと石井さんは考えています。

「会社が教えてくれるのは、基本的なマニュアルに過ぎません。石垣を組む大きな岩だけを与えられても、そのままでは崩れちゃうでしょう。自分でぎっしりと隙間を埋めるために必要なのが、第一には教養だと思うんです。休日にどんな本を読んで、どんな番組を観て過ごすかが問われるのではないでしょうか」

学ぶ習慣のないセールスパーソンは伸びない。でも、勉強だけでもダメだと石井さんは付け加えます。どんな人と、どんな遊びをするかも、すべて自分の成長につながる肥やし。かくいう石井さんはアウトドア派で、契約者や友人たちと船に乗って海釣りをしたり温泉に行ったりするそうです。

「中途半端にかじったくらいでは、お客さんとその話をすることもできない。どうせ遊ぶなら、極めないといけません。多くの人たちとお付き合いして感じます。〈仕事ができる人は遊びも一流〉ですね。僕もそうありたいと思っています」

【指南027 セールスの構え】

(写真下)石井さんの毎年の高挙積を物語るプレート。(写真上)年間営業成績1位も2度獲得。